「訪問マッサージと訪問リハビリって何が違うの?」
「どちらを利用すればいいの?」

このような疑問を持つ方は多いと思います。

どちらも自宅で施術を受けられるサービスですが、制度や目的、提供する施術内容に違いがあります。

この記事では、訪問マッサージと訪問リハビリの違いについて分かりやすく解説します。


訪問マッサージとは?

訪問マッサージとは、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術者が自宅や施設に訪問して施術を行うサービスです。

主に以下のような目的で行われます。

・血行改善
・筋肉の緊張緩和
・関節の可動域改善
・身体機能の維持

特に、筋肉が固くなっている方や関節の動きが悪くなっている方に行われることが多い施術です。

また、条件を満たせば医療保険を利用して施術を受けることができます。


訪問リハビリとは?

訪問リハビリとは、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)などのリハビリ専門職が自宅に訪問して機能訓練を行うサービスです。

主に以下のような内容を行います。

・歩行訓練
・筋力トレーニング
・日常生活動作の練習
・身体機能の回復訓練

訪問リハビリは、身体機能の回復や生活動作の改善を目的に行われることが多いのが特徴です。

基本的には介護保険サービスとして提供されるケースが多いです。


訪問マッサージと訪問リハビリの主な違い

訪問マッサージと訪問リハビリには、いくつかの違いがあります。

① 保険制度の違い

訪問マッサージ
医療保険

訪問リハビリ
介護保険

この点が大きな違いになります。


② 施術内容の違い

訪問マッサージでは

・マッサージ
・関節運動
・筋肉の緊張緩和

などを中心に行います。

訪問リハビリでは

・歩行訓練
・動作訓練
・筋力トレーニング

など、よりリハビリ訓練に近い内容が中心になります。

ただし、ここで一つ補足があります。

あん摩マッサージ指圧師が行う訪問マッサージでも、関節運動や機能訓練など、身体機能の維持や改善を目的としたリハビリ的な施術を行うことは可能です。

そのため、実際の施術現場ではマッサージとリハビリの要素を組み合わせて行うケースも少なくありません。

この記事では違いを分かりやすくするために、
「マッサージ中心」「リハビリ中心」という形で説明していますが、必ずしも完全に分かれているわけではないという点も覚えておくと良いでしょう。


③ 利用条件の違い

訪問マッサージの場合

・医師の同意書
・通院が困難

この条件が必要になります。

訪問リハビリの場合

・介護認定
・ケアプランへの組み込み

などが必要になります。


訪問マッサージがおすすめな方

訪問マッサージは、次のような方に利用されています。

・筋肉が固くなっている
・関節が動かしづらい
・麻痺がある
・血行を改善したい
・通院が難しい

高齢者の身体機能の維持や寝たきり予防として利用されることも多いです。


訪問マッサージと訪問リハビリは併用できる?

ケースによっては、訪問マッサージと訪問リハビリを併用することも可能です。

それぞれ目的が異なるため、

・身体機能の訓練 → 訪問リハビリ
・筋肉の緊張緩和 → 訪問マッサージ

という形で組み合わせて利用されることもあります。


訪問マッサージを検討している方へ

訪問マッサージは、通院が難しい方でも自宅で施術を受けられる医療サービスです。

筋肉の緊張や関節の動きの改善など、身体機能の維持を目的に多くの方が利用されています。

・通院が難しい
・身体の動きが悪くなってきた
・自宅でケアを受けたい

このようなお悩みがある方は、訪問マッサージという選択肢もあります。

ご本人だけでなく、ご家族やケアマネージャーからのご相談も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。