「最近、身体が傾いているね」と言われたことはありませんか?
訪問していると、ご家族からこんなお話を聞くことがあります。
「座っていると、いつも右に傾いてしまうんです。」
「本人はまっすぐ座っているつもりみたいなんですが…。」
「気付くと身体が横に倒れてしまっています。」
こうした姿勢の変化は、年齢だけが原因とは限りません。
僕はまず、「いつからそうなったのか」「どんな場面で傾きやすいのか」をお聞きするようにしています。
「傾いていること」より、「何に困っているか」を大切にしています
身体が傾いていても、ご本人は気になっていないことがあります。
反対に、
「食事が食べにくい。」
「長く座っていられない。」
「車いすに座ると疲れる。」
「立ち上がるのが不安。」
というように、生活の中で困っていることがあるかもしれません。
だから僕は、「身体が傾いていますね」で終わるのではなく、その傾きによって何が大変になっているのかを一緒に考えます。
身体が傾く原因は一つではありません
左右どちらかに傾く原因は、人によってさまざまです。
例えば、
- 体幹の筋力が低下している
- 筋肉の緊張に左右差がある
- 関節が動かしにくくなっている
- 痛みを避ける姿勢が続いている
- 脳梗塞などの後遺症でバランスが取りにくい
など、いくつかの要因が重なっていることがあります。
そのため、「ここだけが原因です」と決めつけることはしません。
身体全体のバランスや動きを確認しながら、その方に合った方法を考えていきます。
毎回、身体の状態は少しずつ違います
訪問マッサージでは、施術を始める前に、
「今日は座りやすいですか?」
「痛みはありますか?」
「前回と比べて何か変わったことはありましたか?」
と、お話を聞くことを大切にしています。
身体の状態は毎日同じではありません。
疲れがたまっている日もあれば、調子が良い日もあります。
その日の状態を確認しながら施術内容を考えることで、無理なく身体に合わせたケアができます。
小さな変化も大切にしています
身体の傾きは、すぐに大きく変わるとは限りません。
でも、
「今日は少しまっすぐ座れる時間が長かったですね。」
「食事のときに姿勢が安定していましたね。」
「立ち上がるときのふらつきが少なくなりました。」
そんな小さな変化を一緒に確認しながら積み重ねていくことが大切だと思っています。
ご本人が気付いていない変化をご家族が教えてくださることもあり、その一つひとつが今後の施術につながる大切な情報になります。
まとめ
身体が左右どちらかに傾くと、「姿勢が悪いから」と考えてしまうことがあるかもしれません。
でも、その背景には筋力や関節の動き、身体の使い方、生活の変化など、さまざまな要因が関係していることがあります。
僕は、身体だけを見るのではなく、「何に困っているのか」「どうなったら生活しやすくなるのか」を一緒に考えることを大切にしています。
エースター整体院では、横浜市を中心に訪問マッサージを行い、お一人おひとりの身体の状態や生活に合わせた施術を心がけています。
「最近、身体が傾いてきた気がする」「家族の姿勢が気になる」という方は、一度身体の状態を確認してみるのもいいかもしれません。小さな変化を一緒に見つけながら、その方らしい生活を支えていきたいと思っています。